看護師の求人倍率が初めて3倍を超える 愛知県では4倍超えも

2019年10月26日

日本看護協会によると、看護師全体の求人倍率が全国平均で初めて3倍を超えたと発表した。
看護師が転職活動を行った際に1人当たりの内定率が3社以上ということになる。
特に求人倍率が高かったのが、愛知県、長野県、愛媛県、福島県で特に愛知県では求人倍率が唯一4倍を超えた。

その為日本看護協会は看護師の働き手を増やしていきたいとしている。
特に、看護師の資格を持ちながらも現在育児や専業主婦により働いてない看護師へ復職支援を更に強化していくとしている。

また、病院側の意向では看護師に常勤として勤務して欲しいとしているが、実際はパート等の非常勤での勤務を希望する看護師が多く、その為に人材不足に陥っているという状況にもなっている。

現在看護師の資格を持ちながら働いていない人は71万人といわれており、今後は様々な見直しを兼ねて看護師の再就職の支援や離職の防止などを行うとしている。